不思議旅行案内 長吉秀夫 -6ページ目

麻ひらき

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今日はこれから 鎌倉の長谷にある 麻心(まごころ)というカフェで 麻ひらきのトーク&ライブがあります
店の前の鎌倉の海岸を散歩しています

海の生命力は凄いね
深呼吸するだけで 心が楽になっていきます

シンポジウムを開きます

日本の伝統、環境・平和産業 再創生シンポジウム

2009年12月13日(日)13:30~17:00(開場13時)
参加費:2000円

会場:大阪経済法科大学 東京麻布台セミナーハウス
東京都港区麻布台 1-11-5 / 日比谷線「神谷町駅」下車①出口左へ徒歩4分


シンポジスト
赤星栄志
(Hemp Revo,Inc.代表、バイオマス産業社会ネットワーク理事)
丸井英弘(弁護士、麻褌復興家)
長吉秀夫(ノンフィクション作家、舞台制作者)
中山康直(民族精神学博士、平和活動家)


コメンテーター
吉田康彦(大阪経済法科大学客員教授、元NHK国際局報道部次長、元IAEA広報部長)


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今年も様々な話題の中心にあった麻という植物について語り合います。

参加希望の方は、僕に直接メール下さい magayoshi@raijin.co.jp よろしくね・


ちょっとした情報統制の話

先日、このブログのメッセージ送信システムを使って、ある方へメールを送ろうとした。

先ずは僕の自己紹介として、自身の著作「大麻入門」のことなどや様々なことを書き綴った。

そして、いざ送信しようとすると、 「禁止文字列が含まれています。」というエラーメッセージが現れるではないか。

はじめは何を言っているのか分からず、僕のメールアドレスや携帯番号がそれにあたるのかと思い、削除して再度送ろうとしても、やはりダメ。

え、まさか‥と気づき 「大麻」の文字を削除したらすんなりメッセージは消えた。結局、僕のメッセージには自分の著作名や伝えたいことが言えず、「大麻入門」を「●麻入門」と書き換えるしかなかった。

なんだか釈然としないまま、その場をやり過ごしたが、システム内でのこのような言論統制や情報監視は、ネット上では公然と行われている。

このブログの中のやり取りの全てを監視できないので、アメブロ・サイバーエージェントがこのような処置をするのは理解できるが、インターネット創世記の自由自治区としてのサイバースペースへの考え方は既にないのかもしれない。確かに、犯罪の温床としての側面はあるにせよ、サイバースペースに関わる全ての人間が少しでも自己の責任とコントロールによって自治運営を行えることを願っている。

こういう考え方は、既に非現実的だと思うだろうか?


因みにダメだったワードには

「大麻」「セックス」「援助交際」などがあり

大丈夫なワードには

「マリファナ」「ガンジャ」「覚醒剤」「ヘロイン」「MDMA」「エクスタシー」「LSD」「テロ」「爆弾」

があった。

えっ?なんて暇なやつなんだ って?

ご無沙汰してます

すっかりサボってしまってごめんなさい。

ここのところ、準備していたいろいろなことが一揆に動き始め、忙しい日々を過ごしていました。2010年代にむけての準備がはじまった感じです。


さて、トークショーのお知らせです。


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11/23(月)17:00~


「麻心で麻ひらき~大麻について考えよう~」

鎌倉「麻心」

 charge:2500円 *要予約(人数に限りがあるのでおはやめに~)

私たちが日々お客様に提供している麻の料理や麻の雑貨。
縄文時代の古来より衣料用・食料用・紙用・住居用・医療用・儀式用に使われ、
日本人に親しまれてきた麻。「麻の歴史や可能性についてもっと知りたい」という思いで今回の「麻ひらき」企画しました。
麻にまつわるトークありライブあり。
未来の命と地球を守る代替エネルギーとしての麻についてみんなで考える時間をもちましょ~

*トークライブ*
【丸井英弘プロフィール】
「麻は地球を救う」という一環した主張で、35年間、たった一人で日本の大麻事件の弁護を担当。大麻取締法の違法性や、警察の捜査の在り方に意義を唱える現代のサムライ。

【長吉秀夫プロフィール】
『大麻入門』の著者。大麻取締法のできた経緯や大麻取締法に疑問を持ち、「大麻入門」を発表。

*ライブ*
【たける(from AMBASSA)】
おだやかなスピリットの中にも骨太さを感じるルーツレゲエシンガー。
いろんな楽器もマルチにこなす。

【ヤーマンしんご(from北海道)】
半農半ミュージシャン。土から生まれた独特の世界観で漂う風のように、
大地からのメッセージを伝える。

【奈良大介(fromサヨコオトナラ、観音バンド他】
麻の解放、心の解放をライフワークとし、太鼓やギターで音楽を通じて
つながり、民衆パワーで世の中を変えたいと願っている。


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麻ひらき

POWERS 2

日時 2009年(平成21年)11月29日午後3時から

場所 川崎市中原区木月住吉町21-5  POWERS 2  電話044-455-0007

内容 
1。大麻に関するトーク
   出演者 丸井 英弘(弁護士・麻褌復興家 )
       長吉 秀夫(『大麻入門」著者  )

2。観音バンドとNESTAMA のライブ


入場料 2000円


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2009/10/12

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ご無沙汰してます
今日は夢の島熱帯植物園で環境イベントです
ブレッド&バターや小室等さん達と一緒です
秋晴れで気持ちいいですよ

ヘイト・アシュベリー・フリークリニック

ハードドラッグによる疾患や依存症の患者に対して積極的に活動を行っている機関がある。

サンフランシスコのヘイト・アシュベリー・フリークリニックがそれだ。

恥ずかしながら僕は、依存症治療について調べている中で最近になってこのクリニックの存在を知った。

ヘイト・アシュベリーといえば、言わずと知れたアメリカを代表するロックバンド、グレイトフルデットの本拠地であり、ヒッピームーヴメントの発信源としても有名だ。

1960年代のアメリカではLSDの再発見やマリファナ体験などにより、ラブ&ピースやサイケデリック・ムーブメントが生まれた時期だ。(過去記事参照)

サイケデリック・カルチャーは、「スィンギング・ロンドン」と呼ばれていたロンドンの都会っ子が夢中になっていたブリティッシュ・ロックと呼応しながら、世界中に新しいカルチャーを強力に発信していった。それは、保守的な大人だけのものだった世界規模のカルチャーシーンを解放した瞬間でもあった。その大きな伝播媒体がロック・ミュージックだった。新たな時代を告げる音楽であったロックの創世記は、様々な科学技術と人々の知恵と心が一体となった幸福の瞬間だった。アンプリファイヤーによる音の増幅は、今まで以上に多くの人々と音楽を共有することを可能とした。そして、そこから送り出されるノイズやディストーションによって、新たな音楽表現も誕生していった。ロックの中にレコーディング技術を積極的に取り入れていったのはイギリスのビートルズだった。一方、アメリカ・サンフランシスコのグレイトフルデッドは、『ウォール・オブ・サウンド』と呼ばれた巨大なスピーカーシステムを作り、野外でコンサートを開始した。このシステムこそが、現在僕たちが全てのロックコンサートで体験するPAシステムと呼ばれる音響システムの原型である。つまり、たった4~50年前までは野外でロックやレゲエやテクノを堪能するような文化は存在しなかったのである。それらの文化は参加者である若者たちが一つ一つアイディアを出し合い、実践していったことで誕生していった。野外コンサートの原型を作り始めたグレイトフルデッドや彼らを支持するデッドヘッズたち、そして、サンフランシスコを中心に音楽制作を開始したプロデューサー、ビル・グラハムたちにより蓄積されたノウハウは『ウッドストック』という伝説的なロックイベントを成功に導き、現在のロック・カルチャーの礎を築いていく。フジロックなどでも見られるように、当時の野外イベントでもテントを張り、野営をしながら数万人が音楽を楽しむ。かれらの多くは、LSDや大麻を吸い、トリップも楽しむ。しかし、中にはハードドラッグで身体的トラブルを引き起こしたり、LSDのバッドトリップに襲われて気分が悪くなるものも頻繁に発生した。そんな人々をケアしたのが、<RockMedicine>と呼ばれる医療ボランティアたちだった。彼らは様々な野外フェスに駆けつけ、独自の救急テントを張り、若い医師や看護士たちがボランティアで救護にあたっていた。ドラッグの作用にも深い理解をもつ彼らのサポートは参加するすべての人々に安心感を与えたに違いない。

そして1967年、彼らのベースとなる「ヘイト・アシュベリー・フリークリニック」が誕生する。

その後、ビル・グラハムは自らの遺産から多額の寄付をし、様々なアーティストや一般の人々の助力によって現在までその活動が継続されている。

ヘイト・アシュベリー・フリークリニックは、ハードドラッグ依存への治療はもちろんのこと、様々な疾患などについてもサポートしていると聞く。もちろん費用はかからない。恐ろしく医療費が高いアメリカに住むフリークや貧困家庭にとってはなくてはならない施設なのだろう。


政府や市などには頼らず、若者たちの手で作り上げたヘイト・アシュベリー・フリークリニック。ドラッグや公衆衛生について、市民が自らの責任の中で解決していこうとするアメリカ市民の姿勢は、やはり見習うべきところがある。そして、その根本には、常にタブーや因習に囚われずに問題を見つめ、解決に向かって問題を共有していこうとするロック・ジェネレーションの生きかたが投影されているのだろう。

ドラッグ患者は犯罪者か?

ドラッグに関連した犯罪には様々なパターンがある

しかし、事件として扱われるものの多くは経済的な理由によるものだ。

例えばヘロインを使用すると気持ちよすぎてもう何もしたくなくなる。ただひたすらソファーやクッションに横たわり、水パイプなどでボコボコと紫の煙を吸い続ける。クスリが無くなるとどんな手を使ってでも入手しようとする。咳や鼻水や下痢でどうしようもなくなり、ただひたすらヘロインを手に入れることだけを考える。

覚せい剤の禁断症状はヘロインとは異なるが、事情は似たようなものだ。最初のうちは使用するとテキパキと仕事や家事や勉強に精を出す。24時間など軽く戦える力を手に入れられる。しかし、それが続くと徐々に基礎体力が衰え、クスリの量も増え、出費もかさんでゆく。手元のクスリが無くなると仕事もそっちのけで入手するために動き回る。そのうち、以前にフル回転で仕事をしてきた余波にてんてこ舞いになりながら、クスリも切れ気味になり、精神的にも追い込まれていく。やっと入手した覚せい剤をここぞとばかりに沢山使用して「パキパキ」な状態になり、気持ちばかりが空回りしていく。しかし、本人は代わっていく自分に気が付かない‥

結局、金もなくなり、人をたぶらかしてでもクスリを入手しようとする。やがて、自分が活動してきた様々な状況から追い詰められた精神が一機に破裂し、傷害や自傷行為を引き起こす。

ドラッグが引き起こす事件は多少の差はあれ、だいたいこんなことから発生する。

「だからドラッグは取り締まらねばならない」というのが一般的な考え方である。しかし、僕はそのような一方的な考え方に疑問を感じる。もちろん、他人の生活を侵害する行為は犯罪だ。しかし、誤解を恐れずにいうならば、他人を侵害せずに個人的に使用することに問題があるのだろうか。個人で阿片を酒のように嗜む文化は日本にも存在したし海外にもある。極端かもしれないが、その行為がその人にとって幸福なのであれば、そして他人を侵害しなければ、だれも取り締まることはできないという考え方もあるのではないだろうか。もちろん、極論である。事故を起こしていないからといって、制限速度をオーバーして自動車を運転することは大変危険な行為だ。ドラッグを取り締まる理論もそれと同じ論法なのだろう。しかし、そのような状況の中で、ドラッグを使用したものを一方的に凶悪犯のように扱う社会の風潮には大きな疑問を感じるのだ。

傷害事件や窃盗・強盗などは当然犯罪だ。自傷行為や自殺も避けなければならない。押尾学のように、一緒に使用した人間を見捨てて立ち去り、死に至ったことにも責任は生じるだろう。しかし、それでも尚、ドラッグを使用している者イコール犯罪者という単純な図式には疑問を感じる。


拘留中の酒井法子は「逮捕されてよかった」と言っているという。同時に「何度もやめようと思った」とも語っている。そして、本人も世間もあの夫婦は意思の弱い人間だと蔑みの目で評価している。しかし、そうではないと僕は思う。ドラッグは意志が強い弱いに関わらず、使用した人間を中毒にさせる作用を持っている。では、最初からてを出さなければいいじゃないかというかもしれない。しかし、自分がいつどんな状況になるかは分からない。まさか自分がと思っていても、気が付いたらドラッグを使用しているというケースは山ほどある。そして、今でも多くの人が、罪の意識や経済的な問題を抱えながらドラッグを使用している。誰にも相談できずに罪悪感と快楽の大きな振り子を行ったりきたりしているのだ。

「本当にクスリをやめるには逮捕されるしかない」

のりピーの発言の裏にはそんな思いが存在しているのだ。



ヨーロッパでは、ヘロインなどのハードドラッグを使用している人たちを患者として認識している。かれらはけっして犯罪者ではなく、トラブルに巻き込まれた患者なのである。オランダなどではドラッグ中毒に悩む人々を治療するホスピスや団体が多く存在する。それは、日本の一部の断酒やドラッグに対しての更生施設のように精神的な強制や抗うつ剤の大量の使用などとはことなり、メタドンなどの代替薬物や大麻の使用などによって医学的に禁断症状を中和させたり、社会的な立場を保護することで精神的なダメージを軽くして患者が立ち直ることをサポートするのである。

日本では毎年数千人単位で覚せい剤などのハードドラッグ使用者が逮捕されている。しかし、彼ら以外にも日本には、覚せい剤をやめたくてもやめられずに悩んでいるひとたちも逮捕者の軽く数倍はいる筈だ。彼らは今、この瞬間にも、自らの悩みを周囲に打ち明けられずに、ますます深見にはまっていく。そして、最後は犯罪を犯すか、所持や使用を発見されて逮捕されてしまう。意志の強さに関係なく、肉体がクスリを強烈に欲しがり続けるからだ。

ドラッグを使用している人間は患者なのだ。逮捕される前に彼らが相談できる窓口をもっと沢山つくるべきだ。一般の病院や保健所などで気軽に相談でき、逮捕もされず、周囲からも犯罪者ではなく、寧ろ患者であり被害者であるという理解を受けながら、厳しいながらも懸命に再起に向かうことができるような世の中になれば、もっと多くの人が救われるのではないかと思うのである。

そのためには日本の社会がもっとドラッグのことを学ぶ必要があるのだろう。

もはやタブーや固定観念などに縛られている場合ではないのだ。



楽しい夏も過ぎ。。。

すっかりご無沙汰してしまいました。

8月16日に桐生で行われたイベント「せいかつのひかり」にトークで参加したのですが、200名近い参加者の皆さんの熱気とヴァイブレーション、そして強烈な太陽のひかりに圧倒されてしまいました。しかし、麻にかかわっている多くの人たちとコミュニケーションをとり、地球暦を提唱する杉山開知さんをはじめとした若いジェネレーションが始めた新しい祭りのかたちを見させてもらいました。すばらしかった!

その後、イベントに参加した丸井弁護士や縄文エネルギー研究所の中山康直氏、そしてサヨコオトナラのメンバーと新潟のイベントに参加した。皆は月曜に新潟へ移動したのだけど、僕は朝一に都内で打合せがあり、一度東京戻り。バビロンで一仕事こなしてから本体へ移動というハードスケジュール。しかし、かなりのハイテンションのためか、全く疲れず活動していました。

桐生もそうだったけれど新潟も熱い!!多くの若者たちと麻について熱く語り合いました!

しかし、今月は芸能人による覚せい剤やMDMAの事件が連日メディアを賑わせていたけれど、今までこんなに詳しく報道したことはなかったかも知れない。大麻については相変わらず誤った報道が殆どだが、覚せい剤やMDMAなどのハードドラッグがどのような物なのかが一般の人たちにも少し理解できたのかもしれない。個人的には、ハードドラッグ経験者たちがオフィシャルな場所でドラッグとはどんなものなのかを親にも子供たちに伝えていく必要があるように思います。

23日には伊勢神宮ゆかりの宝物を見物するため、上野の国立博物館へ。麻の文化を勉強している仲間たちと遠足がてらの楽しい時間でした。

その合間にも都内での打合せや大阪日帰りなど、あっちこっちに移動しながらも、気が付くと結構ご機嫌な一ヶ月でした!

いつの間にか秋風が吹いて朝夕涼しい感じ。そして来月は地元の祭りもあり、楽しい日々は続きます。

こんなにノーテンキでいいのかというくらい、忙しくも楽しい日々です。

感謝。

ツバルのイベント

環境問題のイベントがありますのでお知らせします。南太平洋の島国ツバル。僕も数年前に訪れたのだけど、2月の大潮の時に膝上まで海に沈みこんでしまい、沿岸にある家畜小屋が崩壊して、親豚が悲鳴をあげながら海に流されていったり、ショッキングな光景を目の当たりにしてきました。そんな取材をコーディネイトしてくれた、ツバル・オーヴァービューの遠藤さんたちが、阿佐ヶ谷のロフトでイベントをやるそうです。

海面上昇は存在しないとか、温暖化との因果関係はないとか、しのごの言っている先生たちが日本にも沢山いるけど、黙って一度ツバルへ行って、その現状を見てみなさい!と言いたいよね。原因究明も大切だけど、どうにもならなくなっている状況に何ができるかを考え、行動すべきだと僕は思います。お時間のあるかたは、いや、是非、時間を作って参加してください!よろしく!


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みなさんこんにちは、Tuvalu Overviewの遠藤です。

7月一杯ツバルで仕事をしてきました。この時期ツバルはすでに
乾期に入っていて、昔は雨なども少なく、嫌になるほど暑かった
のですが、最近は、6・7月も雨期ではないかと思うほどよく雨
が降り、気温も昼間で32度くらい、夜は暑い時で29度くらい
で、どちらかというと過ごしやすい気候に変わってきています。
生活用水のすべてを雨水に頼っているので、雨が多いことは嬉し
いことですが、その反面、12月から始まる雨期になると、台風
に襲われる機会が増えて来ています、海面上昇と相まって海岸浸
食などへの影響も心配されています。

日本も同じように天候が不順です。梅雨が随分長引いていました
し、8月になっても真夏な感じがなくて残念です。冷夏とも言わ
れていますが、東京の夜は相変わらず蒸し暑くて、寝苦しい日々
が続いています。天気や季節がなんか変だな~、こういう今の状
況を遙か昔に予知して警告を発していた人がいます。日本人なら
誰でも知っている漫画家の手塚治虫さんです。氏の至宝とも言え
る数々の作品の中には環境問題をコンセプトにした物が沢山あり
ます。

今回の阿佐ヶ谷ロフトで行うイベントでは、環境漫画家の山田玲
司さんをお招きして、手塚治虫から始まった日本の漫画界におけ
る環境問題への取り組みを、歴史的に整理して、これまでの漫画
家の先達が漫画を通して私たちに伝えようとしてきた警告を再確
認すると共に、漫画の中ですでに予知されていた、環境破壊や気
候変動の現在を、南の島国「ツバル」を例に紹介します。
漫画に書かれた未来予測は果たして正しいのか?この先、世界は
いったいどうなってしまうのか?同年代の2人が、これからの時
代を考えるトークセッションも行います。

タイトル:手塚治虫が見たツバル

内容:環境漫画家山田玲司が語る、漫画の歴史における環境問題
   へのメッセージと未来予想、そして、その予想がすでに顕
   在化しているツバルの現状をツバルの専門家、写真家でも
   ある遠藤秀一がレポートします。今後の環境問題の鍵とは?
   2人のクロストークもあります。

出演:山田玲司 環境漫画家
   遠藤秀一 写真家 NPO Tuvalu Overview代表

日時:2009年8月27日 OPEN18:30 / START19:30

場所:阿佐ヶ谷ロフト http://www.loft-prj.co.jp/lofta/

参加費:予約¥2,000/当日¥2,300(ともに飲食代別)
予約はロフトAweb予約
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php?show_number=179
電話予約:03-5929-3445(17:00~24:00) にて受付中!


東京でのツバルの講演会イベントは珍しいので、興味をお持ちの
方で、ご都合の合う方は是非ご参加ください!漫画好きの方々に
も充分楽しんで貰える内容になると思います。当日、会場でお会
いできることを楽しみにしています。

このメールは転載転送自由です。友人知人などへ情報提供をぜひ
お願いします。
特定非営利活動法人 Tuvalu Overview
〒110-0001 東京都台東区谷中7-5-5-201
TEL 03-5834-1456 FAX 03-3821-7898

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ツバルはこんな風景でした 長吉

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海岸線のたくさんの椰子の木が波にえぐられて倒れている



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地面から海水が逆流してくる



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でも、この島の子供たちの笑顔はすばらしい

読売新聞から 産業大麻の話題をピックアップ

産業大麻のための「大麻特区」として昨年の8月8日に日本ではじめて認可された北見市だが、まだまだ世の中の認識不測のために苦戦しているようだ。

その状況を読売新聞 が記事に扱っているので紹介しよう。


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「大麻」産業化に法律の壁、北見の特区苦戦


フェンスで囲まれた畑で育てた産業用大麻に目をやる舟山さん 麻薬成分がほとんどない「産業用大麻」を栽培し、建材や自動車部品などに加工して事業化を図る北海道北見市の取り組みが、道の「産業用大麻栽培特区」認定から1年を迎えた。
 環境に優しい新産業として地元の期待を集めるが、法律の壁に阻まれ、なかなか進展していないのが現状だ。
 北見市周辺は、道が野生大麻撲滅の重点地区にしており、産業用大麻の栽培には気象条件などが適している。また、農業が盛んな北見地方では、休耕地などを活用して産業用大麻を生産できるほか、栽培も簡単なことから、建設業者など異業種からも参入しやすいとして注目を集めている。
 道も「雇用の創出など地域活性化につながる可能性がある」として、昨年8月、北海道版構造改革・地域再生特区に認定した。
 産業化に向けては、〈1〉種子の確保〈2〉麻薬成分の検査体制――の2点が大きな障壁だった。事業化に必要な大量の種子は輸入に頼らざるを得ないが、発芽できる種子の輸入は大麻取締法で禁じられている。また、品種改良や種子の成分を検査するには、大麻研究者の免許が必要になる。このため、北見の産学官が組織する「産業クラスター研究会オホーツク・麻プロジェクト」は特区認定を受け、道に支援措置を求めた。
 しかし、道は種子輸入について「法律の問題。条例や規制緩和で対応できる問題ではなく、手だてはない」(地域づくり支援局)とつれない。検査体制の整備についても、「(道立)衛生研究所の対応になるだろうが、予算確保できない」(同)と突き放し、お手上げの状態だ。
 だが、この1年間で進歩もあった。大学教授らを招いたシンポジウムでは、農家から「うちの畑を使用できないか」と問い合わせがあったほか、道の雇用対策事業を活用し、プロジェクト専従メンバーを雇用するための予算も確保した。
 同プロジェクトリーダーで、建設会社と農業法人を経営する舟山秀太郎さん(58)は道内で唯一、大麻栽培者免許を持ち、厳重に管理した農場で産業用大麻の試験栽培を続けている。年内には事業化するための会社を設立する計画で、舟山さんは「困難だからこそ挑戦する価値がある」と、産業化に執念を見せている。
産業用大麻 産業利用するため、麻薬成分を含まないよう改良された大麻。茎を加工し、建材や自動車の断熱材、プラスチック製品などを製造できる。国内では、神事などに使用するため栃木県で生産されているほか、フランスやカナダなどでは、すでに工業原料として導入されている。
(2009年8月10日08時58分 読売新聞)