不思議旅行案内 長吉秀夫 -18ページ目

地球温暖化 大気をめぐる攻防

今年の2月のキングタイド(大潮)に起きたツバルの洪水は、島の人達も驚く程の潮位だったようです。この時に、NHKのクルーがツバル入りし、現地の様子をリポートしました。この模様を、下記の番組で放映します。遠藤秀一さんも監修に携わっているようで、ツバルを巡る諸問題がよく判る番組になっているとのことです。
[放映日]
4月30日 午後9時~9時50分 NHK総合テレビ
「地球温暖化 大気をめぐる攻防」

想像を超えた時の恐怖


先週、玉手音.tvの環境コンテンツ『えこたま』の取材で、足尾銅山へ行ってきた。
「わたらせフェスティバル」という新しい音楽祭のリポートと並行して行った取材だ。
詳しいリポートは、後日、著してゆこうと思っているが、あまりの衝撃をうけたので、一部を紹介する。
これは、足尾銅山の製銅所跡付近の写真だ。
明治の初めに大きな鉱脈が発見された足尾銅山は、その後の「富国強兵」によって、徹底的に採掘され、一時は日本の銅採掘の45%までを担うことになる。それに伴い、鉱石から銅を抽出するための精錬所が設けられ、フル稼働してゆく。巨大な炉の燃料は、付近の山にある木材だ。
何の規制もなく、次々と伐採されてゆく木々。そして、工場から出る、強度の酸性のガス。その結果、強い酸性ガスと酸性雨に汚染され、木々は無差別に伐採され、この付近は、現在でも見渡す限りの岩山になっている。あたりには、生物の気配が感じられない。
人間の所業により、想像を超えた風景を作り出してしまったことに、人間である自分の中にも眠る狂気にたいする恐怖を感じずにはいられない。

【ストーンズ伝説の目撃者バトン】


今日からストーンズの日本ツアーがはじまるね。
日本公演はずっと見て来たけど、今回は残念ながら行けましェ~ン…
切なくなるので、ストーンズの情報は、極力見ない様にしてたんだけど、ついにど真ん中のコメントが石川正己さんから来たので、このバトンを僕もまわしてみようと思う。
それにしても、今夜約束していた知人は、ドームへ行くからってキャンセルだし、さっき、久しぶりに山川さんにお会いしたら、名古屋の公演も行くっていうし、やっぱり行きてぇな~

【ストーンズ伝説の目撃者バトン】ルール:
4つの質問にこたえて5人にまわそう!

●朝起きて、最初に聴きたい曲は?
 Start me up
 朝からダッシュでこれでしょう!

●ひどい目にあって、落ち込んだときに聴く曲は?
  Tumbling Dice
 先に進むには、これでしょ!!

●今日、世界が滅亡する。最後に聴きたいアルバムは?
 Let It Bleed
 特に、Gimme Shelter なんか聴いたら、ノリノリで歌っちゃうでしょ!?

●今、誰にストーンズを聴かせたいか?
  今は自分自身でしょ!
  やっぱり、24日にはドームに行こうっと!!
  石川さん、感謝です!!!!!

●バトンをまわす5人
  誰にするかなぁ… ちょっと考え中

ワイルド・ナイト

 昨日、ピスケン&ジャンク・ユージと酒を飲んだ。

 彼らは、サブカルチャーマガジンである『バースト』や日本最初のドラッグカルチャーマガジンである『バーストハイ』などを世に送り出してきた有名編集者である。

 じつは僕も、『バーストハイ』の創刊には企画の段階から立会い、現在もエッセイを連載している。

昨夜は、久しぶりに彼らと出会い、明け方まであーだこーだと議論を重ねた。

この二人は、また、新しいことを企んでいるようだ。

今はまだ言えないけれど、かなり面白いことになりそうだ。

ツバルで出会ったタトゥー

男も女も、本当に多くのひとがタトゥーを入れている。

どこの彫師がよいか?とたずねてみると、多くの人がマオリかサモアの彫師は最高だと答える。

大変興味深い話である。

タトゥーの近代化はいつなのか?

 著書「タトゥー・エイジ」の中で、僕は、タトゥーの歴史は、人が人として自覚した頃、つまり、人間が生まれた時にさかのぼるのではないかということを書いた。

 では、現代のタトゥーにつながる、タトゥーの近代化は、どこでおこなわれたのだろうか?

 僕は、その舞台をポリネシアではないかと考えている。

 そんなことを、僕はツバルへ行ってみて感じた。

 特に、ニュージーランドからサモアまでのラインは、強力にそれを推し進めてきたと実感している。

 ポリネシア地方がタトゥーと深い関わりがあうということは、トライバル・タトゥーの源流をたどれば、一目瞭然である。

 しかし、この、ポリネシアのタトゥーは、それまでの時代のものとは、明らかに違うところがある。

 それは、言ってみれば、意志を感じられるということだ。

 それまでの文身(いれずみ・ぶんしん)は、一言で言うならば、神と一体化するための証だったと言っていいだろう。しかし、ポリネシアのそれには、自己というものが存在しているように感じられる。

 己と家族、一族のために、命を懸けて、太平洋の荒波を、カヌーで航海してゆく時、人々は、己を見つめ、      神に語りかけ、そして、最後には、己の力で全てを乗りきって行ったのだろう。

 ポリネシアに住む人々は、全てが、そんな勇者たちの末裔なのである。

己の証としての現代のタトゥーは、彼らが生き抜いたという証から始まったのだと、僕は考えている。

ツバル紀行

ご無沙汰しています。

今、3月オープンを目指して、新しい音楽サイト玉手音.tv を立ち上げるため、仲間たちと動き回っています。

そして、玉手音の公式サイト玉手風呂 で、ツバルのことを書いてます。

よかったら読んでみてください。

下の僕の「帰国しました!」へもトラバを飛ばしましたので、そこからでも行けますので宜しくお願いします。


数十年で海に沈んでしまうかもしれないツバルでは、今、急速に物質文明の波が押し寄せています。もしかしたら、海に沈んでしまうよりも、そのほうがシリアスな問題かも知れないです。でも、そんなことはもしかしたら、人間や一部の生物だけの問題かも知れない。なんてことも、あの美しい海を見ていると感じてしまいました。

いろんな意味で、ツバルは地球の縮図であり、象徴のような感じを受けます。



帰国しました!

一昨日の夜にかえってきました。

本当ならば、先月の30日に帰国の予定でしたが、ツバルからの飛行機が2度もキャンセルになり、この日の帰国になりました。

キャンセルの理由は、最初は飛行機の燃料漏れ、2度目はなんと、脱出用の救命ボートの積み忘れ!

どっちも、出発直前のフライトキャンセルだったよ。

3度目の朝も、予定時刻なのにとばないんだよね。不安になって

「何を待っているの?」

って聞いたら、なんと、管制官が来てないだって!

原因は朝寝坊!

思わず、

「家を教えてくれよ!起こしにいくから!!」

って叫んじゃったよ。

それくらいのんびりした、ゆっくりと時間の流れている、美しい島国だったっていう話なんだけどね。

まあ、そんなこんなで、やっと帰国したわけだけど、帰ってきたら日本のめまぐるしさに、少したじろいでいる感覚なんだよね。

 これから、ゆっくりと土産話をお聞かせしますので、今日はここらへんで失礼します。

またね!!

from TUVALU

ima boku ha minami-taiheiyou no shimaguni ni iru. nihon kara 50jikan kakete yatto tadoritsuita kireina kuni da. kono shima ha kirei dakedo ato 10nen de umi no naka he shizunde shimau.

mou jikan da mata ne

旅立ちます!

すっかりご無沙汰してしまっていますが、みなさん、お元気ですか?

年明けからいろいろと動き回っていて、ちょっと書き込みをサボっていました。

実は、突然ですが、今日から取材旅行に行ってきます。

場所は、ツバル共和国

どんな国?っていうと、南太平洋の真ん中に浮かぶ小さな島国。

きれいなところなんだけど、海面の上昇がこのまま続くと、数年後には海に沈んでしまうらしい。

縁あって、そんなツバル共和国へ行くことになりました。

日本人と同じルーツをもつ、海洋民族の人たちと、どんな交流が持てるか、楽しみです。

月末には戻ります。

まったくいつも突然ですみませんが、いってきまーす。